鉄人ならぬ鉄馬「ホッコータルマエ」がドバイへ照準を合わせるとかで出走回避したのは残念でしたね。そもそも招待状は、まだ来る見込みってことなのでしょうか?昨年や一昨年ならすでに届いててもおかしくない時期….。届くと良いけど…
さて、そんなホッコータルマエ抜きの2016年のフェブラリーステークスとなった訳ですが、とは言えかなりのメンツですので、予想もしにくいところです。馬番やジョッキーも発表されましたので、注目馬をランク付けしていきたいと思います。
まずは【フェブラリーステークス】過去10年から注目馬を予想する:前編 – やっぱり馬が好きでのリストアップをおさらいしますと、
前編でリストアップの注目馬
コパノリッキー
ノンコノユメ
ホワイトフーガ
ベストウォーリア
タガノトネール
モーニン
アスカノロマン
この7頭でしたね。
オッズの傾向
オッズの傾向としては2.9倍以下だと3着内率がなんと85%!逆に20〜29.9倍でも3着内率が30%あります。また3.0〜9倍でも15%-40%-60%あり、人気馬はそのまま来そうな予感。2.9倍以下の馬がいた場合は、あまり複雑に考えずに軸にした方が良さそう。ノンコノユメあたりが該当しそうでしょうか。また、伏兵をどうするか?が問題。
単勝オッズ | 成績 | 勝率 | 連対率 | 3着内率 |
---|---|---|---|---|
2.9倍以下 | 4-0-2-1 | 57.1% | 57.1% | 85.7% |
3.0~6.9倍 | 3-5-4-8 | 15.0% | 40.0% | 60.0% |
7.0~9.9倍 | 0-0-2-14 | 0% | 0% | 12.5% |
10.0~19.9倍 | 0-4-0-20 | 0% | 16.7% | 16.7% |
20.0~29.9倍 | 2-1-1-9 | 15.4% | 23.1% | 30.8% |
30.0倍以上 | 1-0-1-77 | 1.3% | 1.3% | 2.5% |
枠の傾向
ノンコノユメ陣営は、真ん中でラッキー★発言があったようですが、このコースでは、真ん中は厳しい実績。後方からの競馬をするとなると内側過ぎても…外枠過ぎても….となるのでしょう。過去の実績だけから見ると、若干心配な傾向です。一方で、コパノリッキーや、モーニンにとってはプラス材料となる馬番でした。
枠番 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 3着内率 |
---|---|---|---|---|
1枠 | 1-0-1-18 | 5.0% | 5.0% | 10.0% |
2枠 | 2-2-1-15 | 10.0% | 20.0% | 25.0% |
3枠 | 0-1-2-17 | 0% | 5.0% | 15.0% |
4枠 | 0-1-0-19 | 0% | 5.0% | 5.0% |
5枠 | 0-2-3-14 | 0% | 10.5% | 26.3% |
6枠 | 2-0-1-17 | 10.0% | 10.0% | 15.0% |
7枠 | 2-3-0-15 | 10.0% | 25.0% | 25.0% |
8枠 | 3-1-2-14 | 15.0% | 20.0% | 30.0% |
このコースが得意なジョッキー
過去3年ベースでの騎手の実績を調べてみると、ノンコノユメのルメール騎手はレース数は少ないものの、やっぱり要注意。一方、デムーロ騎手(モーニン)は、このコースにおいてはデムーロ騎手らしい抜け出た成績を残せていないようです。 3着内率でも30%を切っています。やはりルメール騎手がだんとつで3着内率は50%を超えていまして、勝率も30%を越えます。ノンコノユメにはプラス材料。ずっとコンビも組んでいますしね。
武豊騎手(コパノリッキー)も勝率は20%近くあり、連対率は32%、3着内率も39%ありますので、こちらも安定しているようです。
その他の安定どころというと、戸崎圭太騎手(ベストウォーリア)、横山典弘騎手(ロワジャルダン)、内田博幸騎手(ローマンレジェンド)です。
フェブラリーステークス2016 注目馬はコチラ!
注目馬S
ノンコノユメ(騎手◎)
注目馬A
ベストウォーリア
コパノリッキー(騎手◯・枠◯)
注目馬B
モーニン(枠◯)
ホワイトフーガ
注目馬穴
アスカノロマン
オススメは、注目馬Aのベストウォーリアです。ベストウォーリアは、なんだか厨二病みたいなお名前な上に3ヶ月の休養明けという点が買いにくいところですが、名前はさておき、このベストウォーリアさんは、休養明けが良い競馬をする傾向にあるようです。昨年の秋も3ヶ月の休養明けに南部杯(Jpn1)で1着、昨年のフェブラリーステークスも3ヶ月間が空いていながらも3着、そして2014年の南部杯も3ヶ月休養明けで1着と、このベストウォーリアは3ヶ月明けが良い競馬をしてくれている実績があります。というわけで、勝ち負けとまでは行かないかもしれませんが、2〜3着争いには顔を出してくれると思います。
また、ホワイトフーガも人気になっていますが、確かにJBCでサンビスタに5馬身差をつけて快勝しましたが、サンビスタがチャンピオンズカップで勝てたから、「あのサンビスタ」となっているわけで、冷静になると、デムーロ騎手の力添えも大きかったようにも思えますので、過度な期待は禁物かも。ということで3着争いくらいを見込んで注目馬Bとしました。
モーニンは、前走の結果とデムーロ騎手、また枠もまずまずということでしょうか、人気となってますが、休養明けからだいぶ経ちましたので、3着争いくらいかと。
ちなみに参考までにですが、注目馬にエントリーしきれずに外しましたが、過去10年の傾向だけで見たときには、ロワジャルダンも候補のひとつでした。
ではっ!