３着以内 の回数	成績	勝率	連対率	３着内率
４回	0-2-0-9	0%	18.2%	18.2%
３回	1-4-3-13	4.8%	23.8%	38.1%
２回	7-2-3-39	13.7%	17.6%	23.5%
１回	1-2-4-40	2.1%	6.4%	14.9%
０回	1-0-0-26	3.7%	3.7%	3.7%

データ分析：読売マイラーズカップ 今週の注目レース ＪＲＡ

 

好走馬の傾向　その４

直近４走内でのG1出走経験の有無

京都競馬場で行われた過去４年の優勝馬４頭、シルボート、グランプリボス、ワールドエース、レッドアリオンの共通点として、過去４走以内にG1への出走経験があった。またそのG1レースは牝馬限定を除く芝1600m以上のレースでもあった。

この傾向に当てはまる馬は、

• アルマワイオリ（マイルCS ：11着）
• クラレント（天皇賞（秋）：6着）
• ダノンシャーク（マイルCS：10着）
• フィエロ（マイルCS：2着）
• マーティンボロ（天皇賞（秋）:13着）

 

 【2016 マイラーズカップ】週末まで要チェックの注目馬はこちら！

• フィエロ（？）
• ダノンリバティ（松若風）
• テイエムイナズマ（古川吉）
• アルバートドッグ（幸英）
• クルーガー（松山弘）
• ネオスターダム（池添謙）
• ケントオー（和田竜）
• サンライズメジャー（四位洋）
• エキストラエンド（松田大）
• レッドアリオン（川須栄）

過去10年の傾向からも混戦模様なので、まずは多目にピックアップしました。後編で、さらに絞り込んでランク付けしたいと思います。

 

フィエロ

「Mr.シルバーコレクター」フィエロ。重賞には過去10回挑戦し【0-4-2-4】。１着は１度もないが複勝率は60％となる。読売マイラーズカップは過去２回出走し、２着、３着だが、２走前のマイルチャンピオンシップではモーリスに１ 1/4馬身離されるもののイスラボニータ、サトノアラジンなどを抑え２着。得意の京都と休み明けでも好走する。過去10年の傾向では、勝率・連対率・複勝率どれをとっても、ぶっちぎりの１位。懸念事項はやはり乗り代わって誰が乗るか？

 

ダノンリバティ

ダノンリバティは、昨年の後半からはダートに挑戦。レパードS（G3）１着、シリウスS（G3）２着とまずまず。今年から芝に戻しての競馬。芝では毎日杯（G3）での２着が最高位。ダートで走ることからもパワータイプ。瞬発力勝負は厳しそう。しかも今回のメンツでハイペースになるのか不安。馬場が雨などで崩れたら＋。過去10年の傾向では２位。

 

テイエムイナズマ

テイエムイナズマは、過去10年の傾向ではダノンリバティに僅差の３位。３歳時には多くの重賞にチャレンジしたものの結果を残せず、２０１４年の日経新春杯以来の重賞チャレンジとなる。唯一の制した重賞「デイリー杯 ２歳S（G2）」と同じ京都。

 

アルバートドッグ

アルバートドッグは、過去10年の傾向では、勝率では他の上位馬に劣り、１着は難しそうな傾向。ただし、連対・３着内だけで考えるとテイエムイナズマ並み。２月の小倉大賞典で１着、京都での３着内率が83.3％と得意とするコースなので充分に注意したい。ただ揉まれるとやる気を無くす可能性あり。

 

クルーガー

クルーガーは過去10年の傾向ではアルバートドッグと同レベル。前走の昇級初戦の中日新聞杯では２番人気で0.3秒差で６着。ただし1600mは初挑戦。

 

ネオスターダム

ネオスターダムは、ひさびさの重賞復帰。500万下から出直し、ここ３戦３勝と波にのる。

 

ケントオー、サンライズメジャー、エキストラエンド、レッドアリオンは抑え程度で検討したい。これらの馬を中心に検討し、週末まで情報を集めたいと思います。

 

 スズカさんとフィエロさん