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【天皇賞(春):前編】キタサン祭り再び〜過去10年の傾向から予想〜

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天皇賞(春)過去10年の優勝馬と配当

馬名S 性別 年齢 騎手 斤量 人気 馬場 単勝 複勝 枠連 馬連 馬単 3複 3単
15 ゴールドシップ 6 横山典弘 58 2 460 260 690 6,060 8,480 57,160 236,300
14 フェノーメノ 5 蛯名正義 58 4 1,150 310 780 2,080 5,670 38,790 211,180
13 フェノーメノ 4 蛯名正義 58 2 620 300 2,710 3,190 6,500 21,880 111,830
12 ビートブラック 5 石橋脩 58 14 15,960 3,720 3,580 61,570 208,630 97,140 1,452,520
11 ヒルノダムール 4 藤田伸二 58 7 1,690 550 2,970 6,810 15,590 25,530 189,840
10 ジャガーメイル 6 ウィリア 58 2 590 230 2,170 2,320 4,190 208,890 911,660
09 マイネルキッツ 6 松岡正海 58 12 4,650 870 3,520 10,200 22,530 32,390 221,080
08 アドマイヤジュピタ 5 岩田康誠 58 3 580 190 460 2,000 4,430 1,880 13,500
07 メイショウサムソン 4 石橋守 58 2 450 220 1,070 20,750 25,210 44,540 306,390
06 ディープインパクト 4 武豊 58 1 110 110 390 380 430 2,840 4,320

天皇賞(春)で、1番人気が1着となったのは過去10年で06年のディープインパクトだけなんですね。馬連もそれなりの配当、3連複も過去10年のうち8回万馬券となっています。それだけ人気が割れて、予想しにくいということでしょうか。ちなみに単勝人気別の着順は下記のようになっていました。ゴールドアクターもウカウカしていられなそうですね。

人気 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1番人気 1- 0- 1- 8/ 10 10.0% 10.0% 20.0%
2番人気 4- 2- 1- 3/ 10 40.0% 60.0% 70.0%
3番人気 1- 4- 0- 5/ 10 10.0% 50.0% 50.0%
4番人気 1- 2- 1- 6/ 10 10.0% 30.0% 40.0%
5番人気 0- 0- 2- 8/ 10 0.0% 0.0% 20.0%
6番人気 0- 0- 1- 9/ 10 0.0% 0.0% 10.0%
7番人気 1- 1- 0- 8/ 10 10.0% 20.0% 20.0%
8番人気 0- 0- 1- 9/ 10 0.0% 0.0% 10.0%
9番人気 0- 0- 0- 10/ 10 0.0% 0.0% 0.0%
10番人気 2- 1- 3- 76/ 80 2.0% 1.3% 3.8%

勝率は2番人気がダントツの40%。ただその他は割れているので1発には注意したいところ。連対は4番人気以内。3着内は7〜8番人気までは考慮したいところ。

 

好走馬の傾向 その1

前走どのレースに出走していたか? 
前走のレース 成績 勝率 連対率 3着内率
阪神大賞典 4-0-3-48 7.3% 7.3% 12.7%
日経賞 3-5-3-41 5.8% 15.4% 21.2%
産経大阪杯 2-3-2-13 10.0% 25.0% 35.0%
京都記念 1-1-0-2 25.0% 50.0% 50.0%
ダイヤモンドS 0-1-0-5 0% 16.7% 16.7%
大阪-ハンブルクC 0-0-1-20 0% 0% 4.8%
ドバイワールドC 0-0-1-1 0% 0% 50.0%
その他のレース 0-0-0-12 0% 0% 0%

データ分析:天皇賞(春) 今週の注目レース JRA

天皇賞(春)の過去10年の好走馬の前走に傾向がみられる。数は少ないものの、京都記念組が4頭中2等が連対。そして産経大阪杯組も20頭中7頭が3着内となっており、3着内率は35.0%と高い成績を残している。

産経大阪杯組(2-3-2-13)
  • キタサンブラック

 

京都記念組(1-1-0-2)
  • レーヴミストラル
  • トーセンレーヴ

 

日経賞組(3-5-3-41)
  • ゴールドアクター
  • サウンズオブアース
  • アルバート

 

阪神大賞典(4-0-3-48)
  • アドマイヤデウス
  • カレンミロティック
  • シュヴァルグラン
  • タンタアレグリア
  • トーホウジャッカル
  • マイネルメダリスト

 

好走馬の傾向 その2

前走で好走していること

過去10年の天皇賞(春)の好走馬の傾向では前走で3着内に入ったか、入らなかったかで大きな傾向の偏りが観られる。前走が3着内だと天皇賞(春)の3着内率が26.4%に対し、前走が4着以下場合だった場合、天皇賞(春)の3着内率は大幅に下がる。

前走の着順 成績 勝率 連対率 3着内率
3着以内 8-8-8-67 8.8% 17.6% 26.4%
4着以下 2-2-2-75 2.5% 4.9% 7.4%

データ分析:天皇賞(春) 今週の注目レース JRA

 

ただし、4着以下だった馬のなかでも、JRAのG1で3着内に入った経験があるか?ないかでまた傾向に偏りがある。前走が4着以下で、JRAのG1で3着内に入った経験がある馬には注意が必要。逆に前走4着以下+JRAのG1で3着内の経験無しの馬は、天皇賞(春)で好走する可能性は極めて低いと言えるでしょう。

経験の有無 成績 勝率 連対率 3着内率
あり 2-1-1-32 5.6% 8.3% 11.1%
なし 0-1-1-43 0% 2.2% 4.4%

データ分析:天皇賞(春) 今週の注目レース JRA

この天皇賞(春)で好走する可能性が極めて低い(0%-2.2%-4.4%)馬は、

  • アルバート
  • マイネルメダリスト
  • トーセンレーヴ
  • レーヴミストラル

の4頭。

 

好走馬の傾向 その3

前年以降のG1出走経験および連対していたか?

天皇賞(春)の過去10年の3着内馬の30頭中25頭は、前年以降のJRAのG1に出走経験があった。

出走経験の有無 成績 勝率 連対率 3着内率
あり 8-8-9-85 7.3% 14.5% 22.7%
なし 2-2-1-57 3.2% 6.5% 8.1%

データ分析:天皇賞(春) 今週の注目レース JRA

 

さらにそのレースで連対経験がある馬は、さらに好走する可能性が高く20.7%-37.9%-48.3%となる。

連対経験の有無 成績 勝率 連対率 3着内率
あり 6-5-3-15 20.7% 37.9% 48.3%
なし 4-5-7-127 2.8% 6.3% 11.2%

データ分析:天皇賞(春) 今週の注目レース JRA

 これに該当する馬(20.7%-37.9%-48.3%)

  • フェイムゲーム
  • ゴールドアクター
  • サウンズオブアース
  • キタサンブラック

となる。なんだかこの数値だとこの4頭だけ検討すれば良さそうな数値ですね。

 

好走馬の傾向 その4

7歳以上と4歳馬には注意

過去10年の天皇賞(春)の実績から、7歳以上の馬は3着内率が6.1%と非常に厳しい結果。

年齢 成績 勝率 連対率 3着内率
4歳 4-2-3-35 9.1% 13.6% 20.5%
5歳 3-4-3-35 6.7% 15.6% 22.2%
6歳 3-3-2-26 8.8% 17.6% 23.5%
6歳以下 10-9-8-96 8.1% 15.4% 22.0%
7歳 0-1-2-23 0% 3.8% 11.5%
8歳 0-0-0-14 0% 0% 0%
9歳 0-0-0-3 0% 0% 0%
10歳 0-0-0-5 0% 0% 0%
11歳 0-0-0-1 0% 0% 0%
7歳以上 0-1-2-46 0% 2.0% 6.1%

データ分析:天皇賞(春) 今週の注目レース JRA

 

また前年以降にJRAのG1での連体経験がない馬限定でみてみると、7歳以上も苦戦だが、4歳も苦戦している。

年齢 成績 勝率 連対率 3着内率
4歳 0-1-1-27 0% 3.4% 6.9%
5歳 2-3-3-32 5.0% 12.5% 20.0%
6歳 2-1-2-26 6.5% 9.7% 16.1%
6歳以下 4-5-6-85 4.0% 9.0% 15.0%
7歳 0-0-1-21 0% 0% 4.5%
8歳 0-0-0-12 0% 0% 0%
9歳 0-0-0-3 0% 0% 0%
10歳 0-0-0-5 0% 0% 0%
11歳 0-0-0-1 0% 0% 0%
7歳以上 0-0-1-42 0% 0% 2.3%

 

 これらを総合して見える消し(大幅割引)対象は、

  • ファタモルガーナ
  • カレンミロティック
  • マイネルメダリスト
  • トーセンレーヴ
  • レーヴミストラル
  • シュヴァルグラン
  • タンタアレグリア
  • ファントムライト

です。カレンミロティックは昨年3着と粘りましたが、今年は厳しそうですね。阪神大賞典で1着のシュヴァルグランもこれに引っかかります。さすがにメンツが悪いでしょうか。

 

2016年天皇賞(春)週末までの要チェック馬はこちら!

  • キタサンブラック(武豊)
  • ゴールドアクター(吉田隼人)
  • サウンズオブアース(藤岡佑介)
  • フェイムゲーム(H・ボウマン)
  • レーヴミストラル(川田将雅)
  • トゥインクル(勝浦正樹)
  • トーホウジャッカル(酒井学)
  • アルバート(ルメール)
キタサンブラック

言わずと知れたサブちゃんの馬。有馬記念でゴールドアクター、サウンズオブアースに次ぐ3着。前走の産経大阪杯ではアンビシャスに差されて2着。ただ休み明けなどを考慮すれば問題はない。京都は菊花賞で1着の経験あり。過去10年の傾向では、勝率・連対率・複勝率どれをとってもトップ。特に3着内率は群を抜く。

 

ゴールドアクター

「先生」は、洞爺湖特別・オクトーバーS・アルゼンチン共和国杯・有馬記念・日経賞と5連勝中。今回も吉田隼人騎手とのコンビは安心。ちなみに初めての天皇賞。3000m以上のレースは14年の菊花賞以来で、菊花賞ではレコード勝ちのトーホウジャッカルに0.7秒差、3 1/2着差で負けている。リベンジなるか?過去10年の傾向では、キタサンブラックに次ぎ、勝率・連対率・複勝率ともにサウンズオブアースと同率。

 

サウンズオブアース

ミスターシルバーコレクター。ほんとにあと一步。G1をはじめとして様々な重賞で連対するが1着はなんとゼロ。 今回こそは….という期待もあったところ、M・デムーロ騎手の騎乗停止で騎手乗り替わり。藤岡佑介騎手は3回目の天皇賞(春)。先日のフィエロのデムーロ騎手→鮫島騎手への乗り替わりの結果がアタマをよぎるが…。

 

フェイムゲーム

昨年の天皇賞(春)2着馬。天皇賞(春)からは海外遠征を挟み、ダイヤモンドSでは遠征帰りながらも2着。 

 

レーヴミストラル

転厩初戦。ヨーイドンとなる競馬、そして良馬場ならば、1発の可能性は排除しきれない。この距離への対応力は全くの未知数。 前走から10週となるが前回の天皇賞(春)も同様。

 

トゥインクル

このメンツからすると、だいぶ地味な存在トゥインクル。ただ前走のダイヤモンドS(3400m)では雨の稍重の中、フェイムゲームに4馬身差の圧勝。まだ荒れてない京都馬場にどこまで対応出来るか。雨などになれば可能性はぐっと上がる。瞬発力勝負は出来ないというコメントもあり、自ら競馬をつくってスタミナ勝負に持ち込むとのこと。 

トーホウジャッカル

14年の菊花賞では京都芝3000mで3.01.0のレコードで、ゴールドアクターとサウンズオブアースを下している。長距離のスピード勝負に持ち込みたい。前走の阪神大賞典では30週明けての競馬だったが、+18kgとかなりの太め。明らかにベストな状態に持って行っていなかった。

 

アルバート

スタミナ豊富だが、スローペースからのヨーイドンは苦手。有馬記念や日経賞ではついていけない競馬だった。逆に言えば、スタミナ勝負になると…。重賞では3着内が安定のルメール騎手。勝ち負けは難しいかもしれないけど、3着内なら展開次第で可能性あり。

 

追記:4/29 後編アップしました

 

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スズカさんとキタサンブラック

 

「キタサンまつり」20万人の大合唱へフラッグたったな!伝説のGLAY EXPOを超えるときが来た!

 

 

….そもそも20万人も入りますかね…

 

 

あ、ちなみに私、サイレンススズカにも歌があることをご存知ですか? 現住所である天国に引越ししたときに作っていただいたお別れの歌「天馬のように」です。


サイレンススズカ 追悼歌 「天馬のように」

 

 

では僭越ながら唄わせて頂きます

きみは〜駆け行く〜みどりの〜道を〜♪

春の〜光が〜栗毛を〜照ら〜す〜♪

 

 

いや〜完全オリジナルのこの曲、歌詞はもちろん、愛され伝説となった私に対するアツい思いが渇いたココロに沁みま….

 

 

なんだ…「キタサンまつり」はただの「まつり」の替え歌!と言いたいのか…

グゴゴゴゴゴゴゴ….

 

 

ひいいいいい〜ε≡≡ヘ( ´Д`)ノ逃げ足は未だ健在!

 

 

まて〜〜い! ゴーストバスターズを呼べ〜い!

www.ghostbusters.jp

 

 

 

 

 

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