予想

【桜花賞:前編】3強に風穴を空けるのはあの馬〜過去10年の傾向から予想する〜

どうもごきげんよう。

最近、資産運用会社が仕事中に会社の電話に営業かけてくるので面倒で部下に「シーッ!ただいま瞑想中ですから!」と言えと言ってあります。来週はめんどうなので「亡くなりました」と伝えるつもりです。

さて先週の産経大阪杯はいかがでしたか?B→A→Aでどうにか的中?レベルでしたが、今週末はS→A→Aを願っております。で、今週末は年頃レディ達の頂上決戦「桜花賞」が行われるのですが、毎度毎度、レディ達には泣かされて続けております。今回もめげずに桜花賞 過去10年の傾向から予想していきましょう。

 

さらっと過去10年の桜花賞を振り返る

日付 馬名S 騎手 頭数 人気 馬場状態 単勝配当 複勝配当 枠連 馬連 馬単 3連複 3連単
150412 レッツゴードンキ 岩田康誠 18 5 1020 260 740 7860 17370 34480 233390
140413 ハープスター 川田将雅 18 1 120 110 370 370 450 1310 2540
130407 アユサン C.デム 18 7 1800 460 1120 3300 9350 102860 679300
120408 ジェンティルドンナ 岩田康誠 18 2 490 180 970 1850 3150 5110 24020
110410 マルセリーナ 安藤勝己 18 2 380 140 410 620 1230 1480 5880
100411 アパパネ 蛯名正義 18 1 280 130 1030 1440 2430 8500 38520
090412 ブエナビスタ 安藤勝己 18 1 120 110 550 640 780 2480 5680
080413 レジネッタ 小牧太 18 12 4340 1120 2340 196630 334440 778350 7002920
070408 ダイワスカーレット 安藤勝己 18 3 590 130 240 270 1000 2830 12680
060409 キストゥヘヴン 安藤勝己 18 6 1300 300 1290 1550 4370 3810 27460

 ハープスター、ダイワスカーレット、ブエナビスタ、ジェンティルドンナそうそうたる桜女王たち。そして昨年はレッツゴードンキ。展開に助けられただけじゃないの?という気もしますが、それもまた競馬。固い配当の年から荒れた年、様々ですね。5番人気以下が優勝したのも過去10年で4回となっているので、伏兵には注意したいですね。

 

好走馬の傾向 その1

過去2走で芝1600mを何回走ったか?

過去10年の桜花賞の優勝馬10頭はすべて、過去2走以内に芝1600mのレースに出走経験があった。出走回数が多いほど好走する傾向にあり、出走経験がゼロの場合、よほどの理由がない限りは馬券対象から外した方が無難。ちなみにここで脱落する有力馬はソルヴェイグ。報知杯フィリーズレビューでアットシーサイド、キャンディバローズに競り勝ったソルヴェイグですが1600mの出走経験はございません。今回の桜花賞が1600m初チャレンジです。

出走回数 成績 勝率 連対率 3着内率
2回 8-4-6-46 12.5% 18.8% 28.1%
1回 2-6-3-69 2.5% 10.0% 13.8%
0回 0-0-1-34 0% 0% 2.9%

データ分析:桜花賞 今週の注目レース JRA

 

好走馬の傾向 その2

前走1着馬が好走

過去10年の桜花賞の優勝馬10頭は、すべて前走で4着以内。といってもその条件だとほとんど絞り込めないんですが、有力馬でいえば、

  • ブランボヌール
  • レッドアヴァンセ
  • デンコウアンジュ

過去10年の傾向からは、優勝馬としての可能性はなくなったということになります。

また2着馬の全10頭のうち7頭は前走で1着となっていた。前走が2着以下で、桜花賞で連対した馬9頭のうち7頭はチューリップ賞組だった。前走が2着以下でチューリップ賞組は

  • ジュエラー
  • ラベンダーヴァレイ
  • デンコウアンジュ
  • カイザーバル
  • クロコスミア
  • レッドアヴァンセ
  • ウインファビラス
  • ブランボヌール

となっている。メジャーエンブレムに唯一、土をつけたデンコウアンジュ、-14kgで走らなかったレッドアヴァンセ、阪神ジュベナイルフィリーズで3着だけどチューリップ賞では全く走らなかったブランボヌールなど、気になる馬たちが名を連ねています。要チェックでしょう。

前走の着順 成績 勝率 連対率 3着内率
1着 4-7-4-37 7.7% 21.2% 28.8%
2着 2-0-2-35 5.1% 5.1% 10.3%
3着 3-0-1-18 13.6% 13.6% 18.2%
4着 1-0-0-7 12.5% 12.5% 12.5%
5着 0-0-1-10 0% 0% 9.1%
6~9着 0-2-2-18 0% 9.1% 18.2%
10着以下 0-1-0-24 0% 4.0% 4.0%

 データ分析:桜花賞 今週の注目レース JRA

 

好走馬の傾向 その3

4着以下が少ない馬が強い

過去10年の桜花賞の出走馬を調べてみると、JRAのレースでグレードに関わらず4着以下の回数が少ないほど、好走する傾向にありそう。4着以下が0回の馬は3着内率が42.5%と非常に高い成績を残しており、この傾向は大切にしたいところ。1回以上になるとグッと成績が悪化する。今回の出走予定馬(特別レース登録馬)で4着以下がゼロなのは、メジャーエンブレム・シンハライト・ジュエラーがこれに該当する。この3頭頭は必ず考慮しなければならない3頭。ただ高い成績といえども3着内率は42.5%。すなわち60%近い可能性で他の条件の馬が飛んでくるということも忘れないようにしましょう。

4着以下の回数 成績 勝率 連対率 3着内率
0回 7-6-4-23 17.5% 32.5% 42.5%
1回 2-2-3-38 4.4% 8.9% 15.6%
2回 1-1-2-37 2.4% 4.9% 9.8%
3回以上 0-1-1-50 0% 1.9% 3.8%
JRA未出走 0-0-0-1 0% 0% 0%

 データ分析:桜花賞 今週の注目レース JRA

 

好走馬の傾向 その4

初勝利の次走の結果はどうだったか?

過去10年の桜花賞 出走馬を調べてみると、「初勝利後の次のレース」での成績に傾向がみられるようだ。桜花賞の連対馬 20頭中15頭が初勝利の次のレースでも優勝していた。残りの5頭のうち3頭は「芝の重賞で2・3着」となっており、この3頭はいずれも桜花賞を制していた。

着順 成績 勝率 連対率 3着内率
芝の重賞1着 4-2-0-15 19.0% 28.6% 28.6%
芝の重賞2着 1-0-1-8 10.0% 10.0% 20.0%
芝の重賞3着 2-0-0-7 22.2% 22.2% 22.2%
芝の重賞4着以下 0-0-0-24 0% 0% 0%
芝のオープン特別1着 1-5-4-18 3.6% 21.4% 35.7%
芝のオープン特別2着以下 0-0-0-24 0% 0% 0%
芝の500万下1着 2-1-3-22 7.1% 10.7% 21.4%
芝の500万下2着以下 0-2-1-18 0% 9.5% 14.3%
上記以外のレース1着 0-0-1-6 0% 0% 14.3%
上記以外のレース2着以下 0-0-0-7 0% 0% 0%

データ分析:桜花賞 今週の注目レース JRA 

 

【2016 桜花賞】週末までの要チェック馬はコチラ!

過去10年の傾向から週末までに注目しておきたい馬はこちら!カッコ内は予定騎手です。正確な情報はJRAからの発表をお待ちください。

  • メジャーエンブレム(Cルメール)
  • シンハライト(池添謙一)
  • ジュエラー(Mデムーロ)
  • ブランボヌール(三浦皇成)
  • レッドアヴァンセ(武豊)
  • デンコウアンジュ(川田将雅)
  • ラベンダーヴァレイ(戸崎圭太)

まずはメジャーエンブレム。スピードのある先行から押し切る競馬を得意としているようで、スローペースから脚をためるという競馬を得意とするかは微妙に判断が難しいところ。ただ、今回のメンツからはそこまでスローペースにはならないと思われるので、問題はないかと。関東馬なので長距離の移動となりますが、輸送、そして阪神はジュベナイルフィリーズで経験済みなのは安心材料。過去10年の傾向からもトップなので、ほぼ間違いなく馬券にはからんでくるでしょう。

そしてメジャーエンブレムに対抗するであろう1頭がシンハライト。前走のチューリップ賞(阪神)でジュエラーに競り勝ち、3連勝中と波に乗る。おそらく中団〜後方からの競馬をしてくるかと思われ、先行するメジャーエンブレムに届くかどうか?過去10年の傾向からは、勝率ではメジャーエンブレムに劣るものの、連対する可能性は上回っている。

そしてもう1頭がジュエラー。前走のチューリップ賞でシンハライトとカラダを合わせて追い込むがハナ差で敗れる。とは言え、ハナ差。過去10年の傾向からすると連対および3着内率(複勝率)はメジャーエンブレム、シンハライトに劣るものの勝率だけはトップクラス

デンコウアンジュ。アルテミスステークスで後方からの競馬でクビ差でメジャーエンブレムに土をつけたデンコウアンジュ。前走のチューリップ賞では+0.3秒の5着だが12週明けだったことを考慮したい。なぜか勝率だけシンハライトと同レベル。メジャーエンブレム・シンハライト・ジュエラーの3強に穴を空けるならならこの馬。ハイペースにならなければ…。

ブランボヌール。過去10年の傾向からは、上記3頭に次ぐ4番手。勝率だけならシンハライトよりも上…というレベル。桜花賞は、岩田康誠騎手から三浦皇成騎手に乗り替わりが予定されています。前々走の阪神ジュベナイルフィリーズでは、メジャーエンブレムに+0.5秒差の3着。ただ前走のチューリップ賞では14着と全く走らず。とは言えチューリップ賞は前走から12週ほど明けての競馬だったので、そのあたりがどうでるか?といったところでしょうか。

レッドアヴァンセ。前走のチューリップ賞(桜花賞トライアル)では、調整を失敗したのか-14kgでの出走でスタートも良くなく8着に沈む。今回は体重が戻れば..と思わずにはいられないが、ただ昨年11月の新馬戦からほぼ3〜4週の間隔で6戦目。走り過ぎじゃ…と若干不安。過去10年の傾向からは3着内の可能性は充分にだが…

ラベンダーヴァレイ。桜花賞トライアルのチューリップ賞で3着。前々走-16kg、前走+20kgと大きな増減を繰り返しているので直前の馬体重に注意です。過去10年の傾向からは、上位から数えるとおそらく掲示板が限界と思われるが…。

 

追記:4/7(木)後編アップしました

uma.hatenadiary.com

 

 

 

メジャーエンブレム「牡馬だと思ってたって?ぶっとばすわよ!」#競馬 #keiba #horses #大好き #かわいい #カワイイ #うまび #馬女 #うま女 #イラスト #キャラクター #馬 #やっぱり馬が好き #JRA #jra

 

 

こちらからは以上です!ではよい1週間を!

 

uma.hatenadiary.com

 

 

FacebookでシェアTwitterでシェアPinterestでシェア