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やっぱり馬が好き劇場 ゲスト:トーセンレーヴさん
過去10年の傾向 その1
前走G2・G3組に注目!
過去10年の函館記念の傾向をみてみると、G2・G3組が好走する傾向にある。が、前走G1組は苦戦する傾向にある。過去10年、前走G1組からの優勝馬は1頭も出ていない。また、前走オープン特別も悪くはないが、前走オープン特別となると、主に巴賞組となるが、過去5年で限定したときに0-2-1-20(0%-8.7%-13%)と苦戦中であることも覚えておきたい。
前走G1組(0%-5%-15%)
- トーセンレーヴ
- トゥインクル
- ファントムライト
前走G2組(16.7%-16.7%-22.2%)
- ホッコーブレーヴ
前走G3組(7.4%-14.8%-22.2%)
- ネオリアリズム
- マイネルミラノ
- ダービーフィズ
前走OP特別(6.4%-15.4%-19.2%)
- マイネルフロスト
- ツクバアズマオー
- フェイマスエンド
- マテンロウボス
- レッドレイヴン
- マデイラ
- オツウ
- ケイティープライド
前走1600・1000組(0%-0%-22.2%)
- バイガエシ
前走の条件 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 3着内率 |
---|---|---|---|---|
GI・JpnI | 0-1-2-17 | 0% | 5.0% | 15.0% |
GII・JpnII | 3-0-1-14 | 16.7% | 16.7% | 22.2% |
GIII・JpnIII | 2-2-2-21 | 7.4% | 14.8% | 22.2% |
オープン特別 | 5-7-3-63 | 6.4% | 15.4% | 19.2% |
1600万下・1000万下 | 0-0-2-7 | 0% | 0% | 22.2% |
過去10年の傾向 その2
ハンデ55.5kg以上が優勢。
過去10年の函館記念の傾向をみてみると、負担重量が55.5kg〜56.5kgが最も好走する傾向にある。軸候補は、55.5kg〜56.5kg組から選びたい。次いで57kg以上組で勝率は劣るものの3着内率はトップ。53kg以下の馬からは優勝馬は出ていない。
53kg以下(0%-10.7%-14.3%)
- オツウ
- ケイティープライド
- マデイラ
54〜55kg(5.6%-9.3%-16.7%)
- ツクバアズマオー
- ネオリアリズム
- バイガエシ
- ファントムライト
- マテンロウボス
55.5〜56.5kg(12.8%-17.9%-23.1%)
- トゥインクル
- ホッコーブレーヴ
- マイネルミラノ
57kg以上(6.5%-16.1%-25.8%)
- ダービーフィズ
- トーセンレーヴ
- マイネルフロスト
- レッドレイヴン
負担重量 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 3着内率 |
---|---|---|---|---|
53kg以下 | 0-3-1-24 | 0% | 10.7% | 14.3% |
54~55kg | 3-2-4-45 | 5.6% | 9.3% | 16.7% |
55.5~56.5kg | 5-2-2-30 | 12.8% | 17.9% | 23.1% |
57kg以上 | 2-3-3-23 | 6.5% | 16.1% | 25.8% |
過去10年の傾向 その3
4歳馬に要注意!
過去10年の函館記念の傾向からは、最も好走するのは4歳馬。3着内率で41.2%。今回の出走馬からはバイガエシ1頭のみとなっているので注目しておきたい。次いで8歳。7.7%-23.1%-30.8%と勝利率は4歳馬にはかなわないものの、3着内率は30.8%と高め。ベテラン勢にも注目したい。今回の出走馬ではトーセンレーヴ、ホッコーブレーヴ。
3歳(0%-0%-33.3%)
- 該当なし
4歳(11.8%-29.4%-41.2%)
- バイガエシ
5歳(7.9%-15.8%-23.7%)
- ツクバアズマオー
- トゥインクル
- ネオリアリズム
- フェイマスエンド
- マイネルフロスト
- マテンロウボス
6歳(2.5%-2.5%-10.0%)
- オツウ
- ケイティープライド
- ダービーフィズ
- マイネルミラノ
- レッドレイヴン
7歳(10.3%-13.8%-13.8%)
- ファントムライト
- マデイラ
8歳(7.7%-23.1%-30.8%)
- トーセンレーヴ
- ホッコーブレーヴ
年齢 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝 回収値 | 複勝 回収値 |
---|---|---|---|---|---|---|
3歳 | 0- 0- 1- 2/ 3 | 0.0% | 0.0% | 33.3% | 0 | 166 |
4歳 | 2- 3- 2- 10/ 17 | 11.8% | 29.4% | 41.2% | 68 | 123 |
5歳 | 3- 3- 3- 29/ 38 | 7.9% | 15.8% | 23.7% | 50 | 79 |
6歳 | 1- 0- 3- 36/ 40 | 2.5% | 2.5% | 10.0% | 8 | 37 |
7歳 | 3- 1- 0- 25/ 29 | 10.3% | 13.8% | 13.8% | 133 | 59 |
8歳 | 1- 2- 1- 9/ 13 | 7.7% | 23.1% | 30.8% | 58 | 153 |
過去105年の傾向 その4
優勝馬の条件は、過去2走の最高順位が3着以上
過去5年の函館記念の出走馬をみてみると、過去2走の最高順位が4着以下から優勝馬は出ていない。すべて3着以内となっている。単勝や軸を決めるときには参考にしたい傾向。
過去5年の傾向からみる優勝馬候補
- オツウ
- ツクバアズマオー
- トゥインクル
- ネオリアリズム
- バイガエシ
- ファントムライト
- フェイマスエンド
- マイネルミラノ
- マテンロウボス
- レッドレイヴン
最高着順 | 優勝 | 2着以下 |
---|---|---|
1~3着 | 5頭 | 27頭 |
4着以下 | 0頭 | 48頭 |
週末までの注目馬はコチラ
- ホッコーブレーヴ(丸田恭介/7.5%-13.1%-17.1%/1発あり)
- マイネルフロスト(松岡正海/6.7%-12.3%-19.8%)
- トーセンレーヴ(ダグラス・ホワイト/)
- バイガエシ(藤岡佑介/5.3%-15.9%-26.5%)
- トゥインクル(勝浦正樹/8.4%-10.7%-14.6)
- ツクバアズマオー(吉田豊/5.8%-11.6%-17.1%/1発あり)
- フェイマスエンド(三浦皇成/5.2%-15.2%-23.0%/単回値悪)
- マテンロウボス(四位洋文/8.3%-15.6%-24.5%)
- ネオリアリズム(カリス・ティータン)
- マイネルミラノ(丹内祐次/2.4%-9.8%-19.5%/単回値悪)
- レッドレイヴン(池添謙一/6.3%-17.1%-24.9%)
※過去10年の傾向で好走しそうな順。カッコ内は(騎手/過去5年のハンデ戦の成績/傾向)
ホッコーブレーヴ
「夏負けする馬」という調教師のコメントあり。7〜9月の出走は初、函館も初となる。過去10年の傾向では、前走G2組ということもありトップになっているが、斤量も軽くはないので苦戦しそう。ただ10週以上明けたレースは2-2-2-4と好走する傾向あり。
マイネルフロスト
年明け早々の中山金杯で2着となるものの、その後は下降ぎみ。前走の福島民報では9着に沈む。ゲートを出ても進まずということで、今回は14週明け。気になるのは10週以上明けたレースでは0-0-0-4だが、追い切りでは動きは悪く無いとのこと。函館では1着経験もあり、この相手なら…
トーセンレーヴ
前走の天皇賞(春)では18着。腰に痛みがあったようだが11週明けて解消したと思われる。この馬の良い所は休み明けでも走る点。10週以上明けで2-0-1-6。函館は初。7〜9月出走も初。鞍上は香港競馬のレジェンド、ホワイト騎手。ホワイト騎手は函館記念1着経験あり。
バイガエシ
過去4-2-1-3で、掲示板を外したのは2回だけ。神戸新聞杯G2では4着に食い込む(ちなみに7着アルバートドッグ)。今回は1000万上からの挑戦だが54kgの斤量は魅力。また7〜9月のレースも2-1-0-2と好調。ただし2週というローテーションは未経験で間隔を明けた方が走る馬。また休み明け4戦目も初でありその点がどうなるか。バイガエシという名前だけで、ずいぶんと旬の過ぎた馬のような気がするがまだ4歳。
トゥインクル
天皇賞(春)に出走したもののまだまだで13着。ただ2走前のダイヤモンドステークス(G3・ハンデ)では54kgで2着に4馬身差で1着だった。函館・札幌の洋芝では2-1-0と大得意。ただし前走から2ヶ月以上明けている。10週以上明けて好走した経験はなし。0-0-0-4。
ツクバアズマオー
前走の巴賞は3着。3ヶ月明けの1戦だったことを加味する必要あり。7〜9月も2-2-2-3と暑さも問題はなさそう。ただ2週というローテーションでは0-0-0-2と不振。吉田豊騎手とは3-1-2-2と相性もまずまず。
フェイマスエンド
前走の巴賞は4着。前走では15週明けだった点も考慮したい。2週明けての挑戦となるが2週間空けての成績は2-0-1-1と好成績。また休み明け2戦目は3-0-0-1.三浦皇成騎手が「前走以上はやれるはず」というコメントがあり。穴候補としてキープしたい。
【函館記念】力感十分フェイマスエンド (サンケイスポーツ) – Yahoo!ニュース
マテンロウボス
前走2着の巴賞のコメントで「もともと、最大目標は函館記念」と言い切っているマテンロウボス陣営。前崩れになってほしいとの四位洋文騎手のコメントあり。展開次第か。
【函館記念】マテンロウボス鋭く反応 (サンケイスポーツ) – Yahoo!ニュース
ネオリアリズム
課題は折り合い。鞍上は香港競馬でリーディング3位争いのカリス・ティータン騎手。初来日でどこまで結果が残せるか疑問は残る。
マイネルミラノ
昨年は巴賞1着からの函館記念だったが8着と沈む。今年は放牧を挟み望む。昨年は大外枠からハナに立つ展開で厳しかったと言うコメントがあるように、内枠が引けるかが気になるところ。巴賞で函館に問題ないことは証明済み。 また7〜9月も2-1-1-4と問題無し。特に7月は2-0-0-1と好成績を残している。ローテーションも4〜6週で3-1-2-6とベストな状態。
レッドレイヴン
前走の巴賞で1着。函館は2-1-0-2と得意とする。7〜9月は2-1-1-3。ローテーション2週は0-1-0-1。休み明け2戦目は1-1-0-4。スタートが課題。
こちらからは以上です
追記:後編アップしました