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【クイーンステークス:前編】傾向を読みにくいハンデ戦はひと休み。なので傾向を張り切ってお伝えします。

【やっぱり馬が好き劇場】チェッキーノさんとメジャーエンブレムさん

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過去10年のクイーンSの傾向 その1

 

 
3歳馬が好調だが6歳馬の1発に注意

 

 

過去10年のクイーンステークスの年齢別の成績では、3歳馬が好調。16頭中6頭が3着内に入っている。また勝率も13.6%と年代別でトップ。今回の出走予定馬は

  • カトルラポール
  • チェッキーノ
  • ビービーバーレル
  • ロッテンマイヤー

 

また年を負うごとに好走する可能性は低くなっているが、6歳馬は3着内率は16.7%と低めだが、勝率は11.1%あるので1発に注意。今回の出走馬の中で6歳馬は

  • ウインプリメーラ
  • マコトブリジャール

となっている。 

年齢成績勝率連対率3着内率
3歳3-2-1-1613.6%22.7%27.3%
4歳3-2-3-278.6%14.3%22.9%
5歳2-6-5-374.0%16.0%26.0%
6歳2-0-1-1511.1%11.1%16.7%
7歳0-0-0-20%0%0%

データ分析:クイーンステークス 今週の注目レース JRA

 

 

過去10年のクイーンSの傾向 その2

 

 
前走ヴィクトリアマイルとオークス組にご注意を

 

 

過去10年のクイーンステークス出走馬の前走のレース別成績をみてみると、前走がヴィクトリアマイル組が好調。勝率21.1%、3着内率47.4%となっていて、軸候補となるレベルの傾向。

前走がヴィクトリアマイル組は、

  • ウインプリメーラ(11着・10人)
  • シャルール(18着・9人)
  • レッドリヴェール(14着・18人)

負けすぎの感が否めないが、過去の実績をみても、ヴィクトリアマイルで大負けしていても、クイーンステークスで3着内は充分にチャンスあり。

次いで好調なのが前走オークス組

  • チェッキーノ(2着・2人)
  • ロッテンマイヤー(13着・7人)

特にチェッキーノは出走という点だけでなく結果も残しているので注目したい。

 

前走のレース成績勝率連対率3着内率
ヴィクトリアマイル4-3-2-1021.1%36.8%47.4%
オークス2-1-1-1014.3%21.4%28.6%
その他のGI・JpnI0-0-0-50%0%0%
牝馬限定のGII・JpnII、GIII・JpnIII1-2-3-243.3%10.0%20.0%
牡馬混合のGII・JpnII、GIII・JpnIII1-1-1-89.1%18.2%27.3%
オープン特別0-1-0-110%8.3%8.3%
1600万下2-2-3-188.0%16.0%28.0%
1000万下・500万下0-0-0-110%0%0%

データ分析:クイーンステークス 今週の注目レース JRA

 

 

過去10年のクイーンSの傾向 その3

 

 
前走10番人気以下にも充分に注意

 

 

過去10年のクイーンステークス出走馬の前走での単勝人気別の成績を調べてみると、4番人気が何故か好成績。

今回の出走予定馬では

  • ナムラアン(マーメイドS・G3・9着・4人)
  • メイショウスザンナ(福島牝馬・G3・8着・4人)

 ナムラアンは得意の1800mに戻しての挑戦。昨年の覇者、メイショウスザンナは馬齢的に不安が残る。また特に気をつけたいのが10番人気以下。ここから優勝馬が6頭出ている。前走で人気がないとしても安易に割引は避けたい。

  • ウインプリメーラ(ヴィクトリアマイル・11着・10人)
  • ダンツキャンサー(安土城S・2着・14人)
  • マコトブリジャール(福島牝馬・1着・15人)
  • レッドリヴェール(ヴィクトリアマイル・14着・18人)

特にマコトブリジャールは15番人気ながらも1着なので、要注目。

前走人気成績勝率連対率3着内率
1番人気0-1-3-70%9.1%36.4%
2番人気1-1-1-126.7%13.3%20.0%
3番人気0-3-0-90%25.0%25.0%
4番人気2-1-2-520.0%30.0%50.0%
5番人気0-2-1-70%20.0%30.0%
6~9番人気1-1-2-283.1%6.3%12.5%
10番人気以下6-1-1-2916.2%18.9%21.6%

データ分析:クイーンステークス 今週の注目レース JRA

 

 

過去10年のクイーンSの傾向 その4

 

 
3走前が「中山牝馬S」・「阪神牝馬S」・「福島牝馬S」だと好走するらしい

 

 

過去10年のクイーンステークス出走馬のうち、3走前が「中山牝馬ステークス」・「阪神牝馬ステークス」・「福島牝馬ステークス」のいずれかだと連対する場合が多い。該当するレースで着順が思わしくなくても、クイーンステークスで好走する場合もあるので注意が必要。該当するのは

  • ダンツキャンサー(阪神牝馬・13人・7着)
  • ノットフォーマル(福島牝馬・16人・16着)

この2頭。

 

年度着順馬名3走前のレース
06年1着デアリングハート阪神牝馬S7番人気12着
2着ヤマニンシュクル中山牝馬S1番人気1着
07年1着アサヒライジング中山牝馬S1番人気13着
08年1着ヤマニンメルベイユ中山牝馬S6番人気1着
09年1着ピエナビーナス阪神牝馬S16番人気15着
2着ザレマ阪神牝馬S3番人気2着
11年2着コスモネモシン中山牝馬S13番人気3着
12年2着ラブフール福島牝馬S8番人気6着
13年2着スピードリッパー福島牝馬S14番人気12着
14年1着キャトルフィーユ中山牝馬S4番人気2着
2着アロマティコ中山牝馬S3番人気4着
15年1着メイショウスザンナ福島牝馬S13番人気3着

データ分析:クイーンステークス 今週の注目レース JRA

 

 

過去10年のクイーンSの傾向 その5

 
3走前までに13番人気となっている馬

 

 

過去3年のクイーンステークスでは、3年連続で「3走前までに単勝13番人気となった経験がある馬」が連勝中。これに該当する馬は2頭。

  •  ダンツキャンサー
  • ノットフォーマル
年度優勝馬単勝13番人気だったレース
13年アイムユアーズ3走前マイルチャンピオンシップ10着
14年キャトルフィーユ前走ヴィクトリアマイル5着
15年メイショウスザンナ前走マーメイドS10着

データ分析:クイーンステークス 今週の注目レース JRA

 

 

週末までに情報を収集しておくオススメ注目馬はコチラ

  • レッドリヴェール(ティータン)
  • ウインプリメーラ(福永祐一)
  • ナムラアン(池添謙一 三浦皇成)
  • シャルール(横山典弘)
  • チェッキーノ(戸崎圭太)
  • ロッテンマイヤー(池添謙一)
  • テルメディカラカラ(ルメール)
  • メイショウスザンナ(大野拓弥)
  • ビービーバーレル(?) ※出走回避しました

 

レッドリヴェール
  • 札幌:0-1-0-0
  • 7〜9月:1-1-0-1

過去10年の傾向ではトップクラス。13年の阪神ジュベナイルフィリーズの優勝馬だが、それ以来勝ち星はない。また昨年の府中牝馬Sで受けた不利でトラウマになり走りを加減するようになってしまったとのこと。ヴィクトリアマイルではブリンカーをつけたが着順に大きな変化はなかった。ティータン騎手を背に復活なるか。いや、そこが不安か…。

 

ウインプリメーラ
  • 札幌:未出走
  • 7〜9月:0-2-1-2

この馬も過去10年の傾向ではトップクラス。前走のヴィクトリアマイルでは11着に沈むものの、年初の京都金杯で1着、京都牝馬・阪神牝馬ともに3着と好調を維持していた。7月上旬から札幌で調整してきたので万全の体制。

 

ナムラアン
  • 札幌:未出走(中京・京都・阪神のみ)
  • 7〜9月:0-0-0-1

前走のマーメイドSではゲートの出が悪く、馬との接触も合ったようで、ゲート練習を積んできたとのこと。重賞の勝ち星は無いが、徐々にチカラをつけてきた感もあり、1800mは4-2-2-4と得意とするので、池添謙一騎手のエスコートでどこまでイケるか。※三浦皇成騎手とのコンビとなりました

 

シャルール
  • 札幌:1-2-0-0
  • 7〜9月:1-2-0-0

ヴィクトリアマイルでは18着と大敗。しかし2走前の福島牝馬Sでは2着に入ったりと1800mは3-2-0-1と得意とする。札幌は新馬戦で1着経験もあり期待。

 

チェッキーノ
  • 札幌:未出走(東京・中山のみ)
  • 7〜9月:未出走

オークスでシンハライトにクビ差の2着。古馬との勝負とはなるが、52kgの斤量が魅力。中団からの差しとなると思われるが、洋芝とその開幕週という馬場にどう対応出来るかが課題だが、父キングカメハメハ、母ハッピーパスという血統的には問題がない。

 

ロッテンマイヤー
  • 札幌:未出走(東京・京都・阪神のみ)
  • 7〜9月:未出走

チェッキーノの同じ3歳馬。前走のオークスでは距離が長かったか13着。状態は良好。

 

テルメディカラカラ
  • 札幌:1-0-0-0
  • 7〜9月:1-0-0-1

前走は抜けだした後、遊んでいたくらいとのこと。10週以上明けても走る馬。今回の伏兵担当となるか。

 

メイショウスザンナ
  • 札幌:1-0-0-0
  • 7〜9月:2-0-0-6

昨年の覇者、メイショウスザンナ。年齢的には7歳とピークを過ぎた感もあるが、2走前の中山牝馬Sでは0.1秒差の3着に食い込んでいる。

 

ビービーバーレル
  • 札幌:未出走
  • 7〜9月:1-1-0-0

2走前の桜花賞で9着に敗れ、前走は初ダートに転向し2着。今回は芝に戻しての挑戦だが、パワーもありそうなので1発に注意。

 

コチラからは以上です。

 

追記:後編アップしました 

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