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【スプリングステークス:前編】祭リダ?!サブちゃんじゃないよマツリダだよ〜過去10年の傾向から注目馬を予想〜

どうもどうも。 

本日は、今週末の20日(日)に中山競馬場で行われる皐月賞トライアル「スプリングステークス」の予想です。

 

3着までに皐月賞への優先出走権が与えられます。オルフェーヴル、ロゴタイプ、そして昨年はキタサンブラックが通ったクラシックへ向けた大事な1戦。それではJRAホームページに掲載されている過去10年の傾向をベースに好走馬を予想していきたいと思います。詳しい情報はJRAホームページで。まずはコースの特徴からまいりましょう。

 

 中山競馬場・芝1,800m(内)の特徴

http://www.jra.go.jp/keiba/thisweek/2016/0320_1/img/pic_course.png

レースについて:スプリングステークス 今週の注目レース JRAより引用

スプリングステークスが行われる中山競馬場の芝1800mは、スタートしてすぐに坂を登り200mで1コーナーとなる忙しいスタートで小回りなコース。最後にスタンド前に戻ってきてまた坂。先週の3月11日時点では、3〜4コーナーの内側に芝の痛みが出てきているとのことでしたが、今週は更に荒れていると思われるので、馬場状態にも注目しておく必要がありそう。

馬場情報 JRA

 

過去10年のスプリングステークスの結果を振り返る

日付馬名S性別騎手頭数人気馬場状態単勝複勝枠連馬連馬単3連複3連単
150322キタサンブラック北村宏司125123022093010903220118010310
140323ロサギガンティアM.デム1535601802908501950189010010
130317ロゴタイプC.デム16134016088010901810876029470
120318グランデッツァM.デム1436001903807001830898045030
110326オルフェーヴル池添謙一181470190136014202940603028270
100321アリゼオ横山典弘1526001402901809036980416064470
090322アンライバルド岩田康誠161230130324030904130541024710
080323スマイルジャック小牧太16614103202860200104334017500184520
070318フライングアップル横山典弘111230120550640113023208250
060319メイショウサムソン石橋守164145019067067029707608390

 

 

好走馬の傾向 その1

前走・2走前で大敗していないこと

スプリングS 過去10年の傾向からすると、過去2走の最低着順が5着以下だと厳しい結果になりそう。もっとも好走しているのが「3着馬」で27.8%-33.3%-38.9%となっている。過去10年のスプリングステークス優勝馬はすべて前走・2走前の最低着順が4着内となっている上に、スプリングステークス3着内馬の全30頭のうち25頭は、同じく2走以内の最低着順が4着内なので、この過去2走のうちの最低着順が4着以上という傾向は考慮していきたいですね。逆に考えると、この大きな傾向に当てはまらない部分に穴があるという考え方もあるなと思ったり….。例えばマイネルハニーは、2走前の若竹賞で6着でしたが、スローペースの逃げと先行勢が上位を占めた前残りのレースでしたが、大外枠の後方からのレース運びだったので、そのあたりは加味したいと思います。しかも前走は雨で稍重の中、逃げて1着。今週末は雨予報となれば…。

 

最低着順成績勝率連対率3着内率
1着2-2-4-197.4%14.8%29.6%
2着2-2-3-149.5%19.0%33.3%
3着5-1-1-1127.8%33.3%38.9%
4着1-1-1-98.3%16.7%25.0%
5着0-2-0-140%12.5%12.5%
6~9着0-2-1-330%5.6%8.3%
10着以下0-0-0-190%0%0%

 データ分析:スプリングステークス 今週の注目レース JRA

 

好走馬の傾向 その2

前走のレースは?きさらぎ賞組が好走してるけど…

スプリングS 過去10年の結果から前走のレース別成績に傾向がみられる。前走が「朝日杯フューチュリティステークス」「共同通信杯」「きさらぎ賞」組は好走する傾向にあり、3着内率が35%〜45.5%となっている。きさらぎ賞組は25.0%-33.3%-41.7%と好走する傾向が最も強いが、今回の出走予定馬には該当する馬は残念ながらいない。また共同通信杯組もおらず、同じくフューチュリティステークス組もいない。ラジオNIKKEI2歳S組がドレッドノータス1頭のみという状況。ラジオNIKKEI2歳S組は勝率33.3%だが、1-0-0-2と実績数が乏しいので過度な期待は禁物。

 

好走馬の傾向 その3

直近優勝レースでの2着との差。ぶっちぎりか?

スプリングSの過去10年の結果から、直近で優勝したレースでタイム差が大きいほど勝率はあがっている。

2着馬とのタイム差成績勝率連対率3着内率
0秒0~0秒12-8-5-562.8%14.1%21.1%
0秒2~0秒46-1-5-549.1%10.6%18.2%
0秒5以上2-1-0-916.7%25.0%25.0%

調べてみると、0.5秒以上の差で優勝しているのは、 ロードクエスト(新潟2歳S)での0.7秒差。マイネルハニー(フリージア賞500万下・不良)での0.7秒差の2頭。

 

2016年スプリングステークスの注目馬はコチラ

スプリングS過去10年の傾向からみた注目馬は…

  • ドレッドノータス(3.3倍)
  • ロードクエスト(1.9倍)
  • マイネルハニー(13.1倍)
  • マウントロブソン(6.0倍)
  • ミッキーロケット(9.7倍)

※カッコ内は予想オッズ。netkeiba.com参照

3歳馬ということで、毎度ながら傾向は薄めなのでお気をつけ下さい。

まずはドレッドノータス。鞍上はデビューから変わらず武豊騎手。調教師が「普段のテンションの高さを観ていると、そんなに走るとは思えない」という言葉が出るほどの折り合いが課題。武豊騎手だからこそ乗りこなせる馬なのでしょうか。

1番人気であろうロードクエスト。父はマツリダゴッホ。前走、年末のホープフルステークス後も厩舎で調整をし続けていたとのこと。今回、鞍上は池添謙一騎手。軸候補筆頭。

マイネルハニーは、こちらも父:マツリダゴッホ。前走のフリージア賞(500万下・東京・2000m・稍重)では、逃げ切り2着と0.7秒差。馬場が荒れたらチャンス大。週末は天気崩れそうなのが見方するかも?netkeiba.comの予想オッズを参考にすると、そこそこマツリダ一族に注意です。

マウントロブソン。父はディープインパクト、伯父にクロフネを持つ。派手な成績は無いが、4戦して4回連対という安定した成績を残している。

ミッキーロケット。これと言ってお伝えすることもないのですが、過去10年の傾向だけで言うと、3着内は充分にチャンスがあると言えます。またプラス要素がC・ルメール騎手に乗り替わる点です。これは期待大。

ということで、今回、マツリダゴッホ産駒が活躍しそうな予感…

 

それではよい1週間を。

3/18後編アップしました 

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