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やっぱり馬が好き劇場
ヴィクトリアマイル 過去10年の優勝馬と配当
日付 | 馬名S | 年齢 | 騎手 | 人気 | 馬場 | 単勝 | 複勝 | 枠連 | 馬連 | 馬単 | 3連複 | 3連単 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
15 | ストレイトガール | 6 | 戸崎圭太 | 5 | 良 | 1410 | 490 | 4510 | 36880 | 73990 | 2860480 | 20705810 |
14 | ヴィルシーナ | 5 | 内田博幸 | 11 | 良 | 2830 | 760 | 1920 | 8450 | 28050 | 50720 | 407940 |
13 | ヴィルシーナ | 4 | 内田博幸 | 1 | 良 | 310 | 150 | 4730 | 8030 | 12600 | 35770 | 193570 |
12 | ホエールキャプチャ | 4 | 横山典弘 | 4 | 良 | 720 | 220 | 2740 | 5510 | 10720 | 10790 | 75320 |
11 | アパパネ | 4 | 蛯名正義 | 2 | 良 | 410 | 120 | 210 | 230 | 740 | 620 | 3620 |
10 | ブエナビスタ | 4 | 横山典弘 | 1 | 良 | 150 | 110 | 1600 | 2490 | 2780 | 29700 | 85770 |
09 | ウオッカ | 5 | 武豊 | 1 | 良 | 170 | 120 | 1200 | 5310 | 6410 | 19770 | 80580 |
08 | エイジアンウインズ | 4 | 藤田伸二 | 5 | 良 | 1340 | 300 | 1320 | 1670 | 4520 | 3240 | 23000 |
07 | コイウタ | 4 | 松岡正海 | 12 | 良 | 6030 | 1440 | 26740 | 30740 | 73240 | 235020 | 2283960 |
06 | ダンスインザムード | 5 | 北村宏司 | 2 | 稍 | 390 | 150 | 760 | 1000 | 1860 | 2770 | 11650 |
なんといっても昨年の3連単の2,000万円超え!18番人気のミナレット(江田照男)のすばらしい逃げでしたね。さて、今年はどんなドラマが待っているのでしょうか…
ヴィクトリアマイル 特別レース登録馬と予定騎手
- アイライン
- アンドリエッテ
- ウインプリメーラ(川田将雅)
- ウキヨノカゼ(四位洋文)
- ウリウリ(三浦皇成)
- カフェブリリアント(福永祐一)
- クイーンズリング(Mデムーロ)
- ココロノアイ
- シャルール(横山典弘)
- シュンドルボン(吉田豊)
- ショウナンアンデラ(蛯名正義)
- ショウナンパンドラ(池添謙一)
- シングウィズジョイ(藤岡佑介)
- ストレイトガール(戸崎圭太)
- スマートレイヤー(武豊)
- ダンスアミーガ(内田博幸)
- トーセンビクトリー
- マジックタイム(ボウマン)
- ミッキクイーン(浜中俊)
- メイショウマンボ(武幸四郎)
- ルージュバック(Cルメール)
- レッツゴードンキ(岩田康誠)
- レッドリヴェール(石川裕紀人)
今回のヴィクトリアマイルより、浜中俊騎手(ミッキクイーン)が復活します。それにしてもなかなかの粒ぞろいですね
過去10年の好走馬の傾向 その1
若い馬ほど好走する
年齢 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 3着内率 |
---|---|---|---|---|
4歳 | 6-7-3-73 | 6.7% | 14.6% | 18.0% |
5歳 | 3-2-5-45 | 5.5% | 9.1% | 18.2% |
6歳 | 1-1-2-22 | 3.8% | 7.7% | 15.4% |
7歳以上 | 0-0-0-9 | 0% | 0% | 0% |
過去10年のヴィクトリアマイルの好走馬を馬齢別に分析すると、若い馬ほど好走する傾向にある。大勢いるので、注目馬からの除外対象となる7歳馬に絞ってピックアップすると、
ストレイトガール
この1頭が割引対象となる。スプリンターズステークス以来、香港スプリント、阪神牝馬と9着と沈んでいるストレイトガール。阪神牝馬では17週明けでの競馬を強いられたが、このヴィクトリアマイルでG1 3勝目となるか?かなり厳しい過去10年の傾向となった。
過去10年の好走馬の傾向 その2
連対馬の中穴にご注意を
単勝オッズ | 成績 | 勝率 | 連対率 | 3着内率 |
---|---|---|---|---|
1.9倍以下 | 2-1-0-0 | 66.7% | 100% | 100% |
2.0~2.9倍 | 0-1-0-3 | 0% | 25.0% | 25.0% |
3.0~3.9倍 | 2-0-0-1 | 66.7% | 66.7% | 66.7% |
4.0~9.9倍 | 2-2-3-15 | 9.1% | 18.2% | 31.8% |
10.0~14.9倍 | 2-1-3-12 | 11.1% | 16.7% | 33.3% |
15.0~19.9倍 | 0-0-0-9 | 0% | 0% | 0% |
20.0~29.9倍 | 1-0-1-16 | 5.6% | 5.6% | 11.1% |
30.0~49.9倍 | 0-5-1-23 | 0% | 17.2% | 20.7% |
50倍以上 | 1-0-2-70 | 1.4% | 1.4% | 4.1% |
ヴィクトリアマイル 過去10年の単勝オッズを調べると、1.9倍以下の馬は100%の確率で連対する。ただ今回の出走馬でそこまでの圧倒的な人気馬はいないような…ミッキクイーン?。また、3.0〜3.9倍も3着内率が66.7%と好走。表にはないが1.0〜3.9倍の馬は、4-2-0-4 40%-60%-60%と非常に高い確率で好走する。3.9倍以内の馬は必ず抑えた方が良さそう。また過去10年の2着馬の全10頭のうち5頭が30.0〜49.9倍の馬から出ていることにも注意したい。
過去10年の好走馬の傾向 その3
前走ドバイ組は好走するが…
前走のレース | 成績 | 勝率 | 連対率 | 3着内率 |
---|---|---|---|---|
海外のG1(ドバイ) | 2-2-0-2 | 33.3% | 66.7% | 66.7% |
国内のGI | 1-0-1-7 | 11.1% | 11.1% | 22.2% |
阪神牝馬S | 2-4-2-51 | 3.4% | 10.2% | 13.6% |
牡馬混合のGII | 3-1-1-13 | 16.7% | 22.2% | 27.8% |
中山牝馬S | 1-1-2-11 | 6.7% | 13.3% | 26.7% |
福島牝馬S | 0-1-2-39 | 0% | 2.4% | 7.1% |
その他の牝馬限定GIII | 0-1-0-2 | 0% | 33.3% | 33.3% |
牡馬混合のGIII | 1-0-1-7 | 11.1% | 11.1% | 22.2% |
地方競馬のレース | 0-0-0-2 | 0% | 0% | 0% |
その他のレース | 0-0-1-15 | 0% | 0% | 6.3% |
ヴィクトリアマイル 過去10年の傾向では、前走「ドバイ組」が好走する傾向にある。ただ、今回の出走馬には前走がドバイ組はいない。となると次点で「牡馬混合のG2組」となる。
前走「牡馬混合のG2組」は1頭。産経大阪杯に出走し、4番人気の3着となった
- ショウナンパンドラ
のみ。
またさらに次点の「国内G1組」は、
- ウキヨノカゼ(高松宮記念・12人・13着)
- ウリウリ(高松宮記念・4人・9着)
- ショウナンアンデラ(阪神ジュベ・5人・1着)
- レッツゴードンキ(高松宮記念・10人・8着)
また勝率は国内G1組に劣るものの連対率・3着内率では勝る
「中山牝馬S組」は、
- シュンドルボン(4人・1着)
- シングウィズジョイ(6人・15着)
- ルージュバック(1人・2着)
となっている。
過去10年の好走馬の傾向 その4
牝馬限定重賞の好走馬に注意
年度 | 着順 | 馬名 | 該当レース | ||
---|---|---|---|---|---|
06年 | 2着 | エアメサイア | 前走 | 阪神牝馬S | 2着 |
07年 | 2着 | アサヒライジング | 4走前 | 秋華賞 | 2着 |
08年 | 1着 | エイジアンウインズ | 前走 | 阪神牝馬S | 1着 |
09年 | 2着 | ブラボーデイジー | 前走 | 福島牝馬S | 1着 |
10年 | 2着 | ヒカルアマランサス | 2走前 | 京都牝馬S | 1着 |
11年 | 1着 | アパパネ | 3走前 | 秋華賞 | 1着 |
12年 | 1着 | ホエールキャプチャ | 4走前 | ローズS | 1着 |
2着 | ドナウブルー | 2走前 | 京都牝馬S | 1着 | |
13年 | 1着 | ヴィルシーナ | 2走前 | エリザベス女王杯 | 2着 |
14年 | 2着 | メイショウマンボ | 2走前 | エリザベス女王杯 | 1着 |
15年 | 2着 | ケイアイエレガント | 前走 | 京都牝馬S | 1着 |
過去10年のヴィクトリアマイルでは、「4走前までに牝馬限定の重賞で連対していた馬」が連対している。この傾向に当てはまるのは、
- クイーンズリング(秋華賞・5人・2着)
- シャルール(福島牝馬・1人・1着)
- ショウナンアデラ(阪神JF・5人・1着)
- シュンドルボン(中山牝馬・4人・1着)
- シングウィズジョイ(ターコイズ・11人・1着)
- スマートレイヤー(阪神牝馬・2人・1着)
- マジックタイム(京都牝馬・6人・2着)
- ミッキクイーン(阪神牝馬・1人・2着)
- ルージュバック(中山牝馬・1人・2着)
特に上記の前走の傾向からも、中山牝馬組と阪神牝馬組には注意したい。
過去10年の好走馬の傾向 その5
5走前までに単勝4番人気以内で大敗(10〜13着)している馬に注意
年度 | 着順 | 馬名 | 該当レース | |||
---|---|---|---|---|---|---|
06年 | 1着 | ダンスインザムード | 5走前 | 札幌記念 | 3番人気 | 12着 |
07年 | 2着 | アサヒライジング | 2走前 | 中山牝馬S | 1番人気 | 13着 |
08年 | 2着 | ウオッカ | 3走前 | 有馬記念 | 3番人気 | 11着 |
10年 | 2着 | ヒカルアマランサス | 前走 | 阪神牝馬S | 3番人気 | 13着 |
12年 | 2着 | ドナウブルー | 前走 | 中山牝馬S | 4番人気 | 11着 |
13年 | 2着 | ホエールキャプチャ | 2走前 | クイーン賞 | 3番人気 | 13着 |
14年 | 1着 | ヴィルシーナ | 4走前 | エリザベス女王杯 | 1番人気 | 10着 |
15年 | 1着 | ストレイトガール | 前走 | 高松宮記念 | 1番人気 | 13着 |
謎の傾向。過去10年のヴィクトリアマイルでは、過去2年を除き、「5走前までに単勝人気4番以内で10〜13着に敗れていた」馬が連対している。この傾向に当てはまる馬はいないが、ニアな実績のある馬では
- アンドリエッテ(阪神牝馬・3人・8着)
- ウインプリメーラ(カシオペア・2人・8着)
- ウキヨノカゼ(京都牝馬・4人・15着)
- ウリウリ(高松宮記念・4人・9着)
- カフェブリリアント(ターコイズ・1人・8着)
- シュンドルボン(愛知杯・1人・8着)
- ストレイトガール(阪神牝馬・3人・9着)
- トーセンビクトリー(秋華賞・4人・8着)
- ミッキクイーン(ジャパンカップ・3人・8着)
- ルージュバック(有馬記念・6人・10着)
- レッドリヴェール(府中牝馬・2人・15着)
すごい判断に困る傾向…。
過去10年の好走馬の傾向 その6
前2走までに大外から2番目の枠に入っていた?
年度 | 優勝馬 | 該当レース | ||
---|---|---|---|---|
10年 | ブエナビスタ | 2走前 | 京都記念 | 13頭立て13番 |
11年 | アパパネ | 前走 | 読売マイラーズC | 18頭立て18番 |
12年 | ホエールキャプチャ | 前走 | 中山牝馬S | 16頭立て15番 |
13年 | ヴィルシーナ | 前走 | 産経大阪杯 | 14頭立て14番 |
14年 | ヴィルシーナ | 2走前 | 東京新聞杯 | 16頭立て15番 |
15年 | ストレイトガール | 前走 | 高松宮記念 | 18頭立て18番 |
こちらもより一層謎の傾向だが、該当するのは
- アンドリエッテ
- クイーンズリング
- シャルール
- シュンドルボン
- ショウナンアデラ
- ショウナンパンドラ
- シングウィズジョイ
- ストレイトガール
- ダンスアミーガ
- トーセンビクトリー
- メイショウマンボ
- ルージュバック
- レッドリヴェール
となっている。
2016年ヴィクトリアマイル 週末までの注目馬はコチラ!
レースタイプ:混戦
- ショウナンパンドラ(池添謙一)
- クイーンズリング(Mデムーロ)
- ショウナンアデラ(蛯名正義)
- レッツゴードンキ(岩田康誠)
- シングウィズジョイ(藤岡佑介)
- ルージュバック(Cルメール)
- マジックタイム(ボウマン)
- シュンドルボン(吉田豊)
- ミッキクイーン(浜中俊)
- スマートレイヤー(武豊)
1.ショウナンパンドラ
ジャパンカップを優勝後、4月3日の産経大阪杯に参戦。中団〜後方からの競馬が中心だったが、産経大阪杯では5番手あたりを走り3着に終わっている。スローペースになった場合の前残りにも対応出来そう。過去10年の傾向からは、勝率トップ。桜花賞、NHKマイルカップとハナ着王の池添謙一騎手。今回のヴィクトリアマイルではハナ差で勝ちたい!
2.クイーンズリング
今回は14週明けとなる。京都牝馬→ヴィクトリアマイルというローテーションがどう影響するかは謎。どんな馬場状態でも、スピード勝負になっても対応出来そう。過去10年の傾向では、勝ち負けは厳しそうだが、連対・3着内は最も可能性が高い。
3.ショウナンアデラ
2回の骨折からの復活。74週明け。無事に走ることが…という蛯名騎手のコメントもあったように、無理はしてこないはず。さすがに厳しそうだが過去10年の傾向では、それなりに当てはまるので、週末までは注目したい馬。ポテンシャルは非常に高い。
4.レッツゴードンキ
桜花賞を制して以来、ぱっとした成績を残せていない。昨年のような展開になれば充分にチャンスはありそう。過去10年の傾向では、3着に食い込む可能性は充分。また1発も?
5.シングウィズジョイ (爪を痛めて出走回避)
成績にムラがあるので読みにくい。12週明けの中山牝馬は12着。休み明けを走る馬ではないので、あまり気にすることはないでしょう。
6.ルージュバック
昨年のオークス2着。エリザベス女王杯ではトップと0.1秒差の4着。有馬記念では後方に沈むが休み明けの中山牝馬ではクビ差の2着。しかも落鉄での結果。NHKマイルで好走したルメール騎手、波に乗れるか?
7.マジックタイム
東京を2-3-0-4と得意とする。また1600mは5-3-0-3とこちらも得意。ここ5走すべて連対という安定した好成績。ハイペースで上がり勝負となったら2着内もありそう。
8.シュンドルボン
前走の中山牝馬で1着。東京も1-4-3-1と相性は良いが、少し距離が短いような…。1400〜1600は1-0-2-1。1700〜2000で4-4-0-2。
9.ミッキクイーン
昨年はオークス、そして秋華賞を制した。前走の阪神牝馬では2着。19週明けや56kgという斤量でありながらと考えるとさすが。過去9走して連対しなかったのはたったの1走。ジャパンカップのみ。
10.スマートレイヤー
東京新聞杯、そして阪神牝馬では逃げ切ってみせた。今回は武豊騎手。上手くレースをコントロール出来るかにかかっている。1600mはベストな距離で4-0-0-2。東京も2-2-0-2となっている。
以上こんなんでました。週末までに情報を集めて絞り込んで予想していきたいと思います。後編でランク付けしていきます。