今回の前編は、2部制となってます。1部をご覧になってない方はコチラ↓
1部ではオークス過去10年の傾向を中心に、2部では、その傾向から導き出された注目馬をピックアップしています。週末にアップ予定の後編では、調教や枠番などの傾向を元にランク付けしていきます。
【オークス2016】過去10年の傾向からみえる注目馬
過去10年の傾向からみる、今年のオークス注目馬はコチラ
- チェッキーノ(戸崎圭太)
- シンハライト(池添謙一)
- エンジェルフェイス(Cルメール)
- ロッテンマイヤー(Tベリー)
- ビッシュ(Mデムーロ)
- アットザシーサイド(福永祐一)
- ジェラシー(横山典弘)
チェッキーノ(戸崎圭太)
オークス過去10年の傾向では、勝率・連対率・複勝率、どれをとってもトップ。数値だけを観ると、1番勝利に近いと言える。前走、フローラSでは、2着に3馬身差をつけて勝利。アネモネSで桜花賞の優先出走権を取りながらも回避、オークスのために仕上げてきた。鞍上は、ヴィクトリアマイルではストレイトガールの鞍上だった戸崎圭太騎手に乗り替わり。チェッキーノには初騎乗。関東馬なので移動少なめ。というわけでシンハライト1強ではないと予想されます。
シンハライト(池添謙一)
そろそろ勝ちたい池添謙一騎手。桜花賞で勝ったジュエラーとハナ差となり、そのジュエラーがいない、メジャーエンブレムもいないとなると、この馬が必然的に人気となりそう。桜花賞後は短期放牧。過去10年の傾向では、チェッキーノに次ぐ2番め。過去3走での勝利数という傾向で、桜花賞が2着のために減点された。ただ、ご存知、ハナ差の2着であることからも、チェッキーノより劣っているとは思えない。初の長距離移動が待っている。
エンジェルフェイス(Cルメール)
フラワーカップでは初重賞、初長距離輸送を経験したものの、逃げ切り1着と好成績。桜花賞は狙わずにオークスに照準を絞って仕上げてきた。過去10年の傾向からはシンハライトに次ぐ3位。
ロッテンマイヤー(Tベリー)
前走の忘れな草賞(OP)では逃げ切り。近親にブエナビスタ。折り合いは良いとのことなので、距離的な問題はなさそう。過去10年の傾向では、3着内を考えると充分にチャンスあり。調教師は池添謙一騎手の弟の池添学。
ビッシュ(Mデムーロ)
フローラSでは、レース序盤で後方に下がってしまい5着止まり。ただ最後方からの追い上げで5着、上がりは1着のチェッキーノと同タイムという点を考慮すると侮れない。ただ非常に馬体が小さく400kgちょっと。馬群にもまれると厳しそう。ただ短期放牧で体重が戻ったとのこと。新馬戦では418kgでフローラSでは404kgまで落ちていた。前走までの横山典弘騎手からの乗り替わり。最近、ぴりっとしないMデムーロ騎手だが…オークスで復活なるか。
アットザシーサイド(福永祐一)
前走の桜花賞では3着。桜花賞後はグリーンウッドでリフレッシュ放牧。初長距離輸送での体重管理が課題。新馬戦から448kg→-10kg→-4kg→+6kg→-10kg。長距離輸送大丈夫でしょうか。
ジェラシー(横山典弘)
前走のスイートピーSから2週間。回復は早かったとのこと。伯父にリンカーン(天皇賞春:2着、日経賞:1着、有馬記念3着、京都大賞典:1着)。
後編では、枠番などの情報を加味してランク付けしていきたいと思います。
追記:後編アップしました