10月23日(金)追記:最終予想をアップしました。
ごきげんよう。
先週は、毎日王冠でサイレンススズカを思い出し、次の天皇賞(秋)は、あの11月1日と同日なのは、やはり何かの縁だなあと思いつつ、10頭立ての京都大賞典を見事に外した週末でした▼
さて、今週は秋華賞。こちらの予想は先日のエントリーにてどうぞ。情報は随時アップデートしていく予定です▼
で、本題。菊花賞の特別レース登録馬が発表されたので、ちょっと早いけど、JRAのデータ分析を基に、自分なりに注目馬を絞り込んでいきたいと思います。果たしてキタサンブラックが1着となり、サブちゃんの生歌が京都競馬場に響くのか?!
Contents
0.特別レース登録馬
- アルバートドック
- キタサンブラック▷セントライト1着(6人)皐月賞3着(4人)
- サトノラーゼン▷東京優駿2着(5人)
- ジュンツバサ▷セントライト3着(10人)
- スティーグリッツ
- スピリッツミノル
- タガノエスプレッソ▷デイリー2S1着(5人)
- タンタアレグリア▷青葉賞 2着(4人)
- ブライトエンブレム▷弥生賞 2着(4人)
- ベルーフ▷小倉記念 2着(2人)
- マサハヤドリーム
- マッサビエル
- ミコラソン
- ミュゼエイリアン▷セントライト 2着(9人)毎日杯 1着(7人)
- リアファル▷神戸新聞杯 1着(3人)
- リアルスティール ▷神戸新聞杯 2着(1人)
- レッドソロモン
- レントラー
- ワンダーアツレッタ
牡馬だけですね….思春期男子の戦い…なんか凄そう。
しかも、2冠馬ドゥラメンテが故障して出走しないということもあり、G1馬は0です。
1.昨年までの菊花賞を振り返る
まずは過去10年の優勝馬から。
2014▷トーホウジャッカル(3人気)
2013▷エピファネイア(1人気)
2012▷ゴールドシップ(1人気)
2011▷オルフェーヴル(1人気)
2010▷ビッグウィーク(7人気)
2009▷スリーロールス(8人気)
2008▷オウケンブルースリ(1人気)
2007▷アサクサキングス(4人気)
2006▷ソングオブウインド(8人気)
2005▷ディープインパクト(1人気)
そうそうたるメンバーですね。ちなみに余談ですが、ゴールドシップは放牧からは帰ってきたようですが、ローテーションは未定とのことです。また昨年レコードを1秒以上も縮めたトーホウジャッカル(3:01.0)は、残念ながらこの先は、未定という状況のようです。調子が上がってこない…とのことですが、年内は放牧のようです。春には元気な姿を観たいですね。
2.神戸新聞杯組が好調
- 過去10年の優勝馬の10頭中9頭、連対馬の20頭中16頭が前走 神戸新聞杯
- 3着内率も同じくダントツ。
- セントライト記念組は苦戦。
神戸新聞杯組 ▷ 9-7-5-47(13.2%-23.5%-30.9%)
セントライト記念組▷ 0-2-2-42(0%-4.3%-8.7%)
ちなみに神戸新聞杯組とその成績は、
- アルバートドック 7着(4人)
- タガノエスプレッソ 8着(13人)
- マッサビエル 13着(2人)
- リアファル 1着(3人)
- リアルスティール 2着(1人)
- レッドソロモン 6着(9人)
ここで神戸新聞杯後のコメントを拾ってきたので参考までに。
1着 リアファル(C.ルメール騎手)
「いいスタートを切って、すぐに前へリラックスして行けました。ペースも速くなかったですし、直線に向いても大きなストライドで走ってくれました。スタミナがあるので3000mでも大丈夫でしょう。この秋はGIでいい馬に乗せていただけますし、楽しみです」(音無秀孝調教師)
「前 回の勝ちがフロックではないと証明できましたね。逃げなくてもいいとは思うのですが、スタートが速くて二の脚も速いので逃げる形になったのでしょう。勝っ たことで胸を張って菊花賞へ行けます。他の馬も叩いてよくなってくるでしょうし、厳しい戦いになると思いますが、また今日のような走りを見せてほしいです ね」
2着 リアルスティール(矢作芳人調教師)
「この結果を悲観はしていません。展開のアヤだと思いますし、先行有利の馬場でしたからね。ラストもしっかり伸びていましたし、折り合いも問題ありませんでした。次はしっかり巻き返します」(福永祐一騎手)
「内 のコースにつけたかったのですが、内の馬に張られて、外からになりました。それと、できればもう一列前のポジションにつけたかったですね。そこで無理に出 すと、かかってしまいますから。道中は行きたがりながらも我慢して、馬場も距離も問題なくこなしてくれました。うまく走っています」
6着 レッドソロモン(川須栄彦騎手)
「できれば、ずっと2~3番手から運びたかったのですが、道中は動くに動けず、4コーナーで前があいた後は切れ負けました。でも、持ち味が生きない流れの中、しぶとくがんばっています」
13着 マッサビエル(戸崎圭太騎手)
「ゲートはあんな感じですが、脚を使わなさすぎました。使ってよくなるタイプですからね」
前評判の良かったマッサビエルですが、結果は精彩を欠く13着。スタートから最終コーナーまで後方を走り、伸びるかと思いきや、そのままゴール。しかも京都は初出走となるので、それがどうでるか…
なので、神戸新聞杯の結果だけをみると、
- リアファル 1着(3人)
- リアルスティール 2着(1人)
そして、最終コーナーで前が詰まりスパートが遅れた
- レッドソロモン 6着(9人)
また外に出した分遅れた印象のあるが、末脚はまずまずだった
- タガノエスプレッソ 8着(13人)
あたりに注目ですね。
3.直近芝2200m以上のレースで3着以内
過去10年の出走馬を調べると、直近で出走した2200m以上のレースで3着以内の馬が、
- 優勝馬10頭中8頭
- 2着馬10頭中8頭
菊花賞は3歳限定なので、皆が初めて芝3000mを経験することとなり、直近で長距離を走り成績を残せた馬が菊花賞でも成績を残しているようです。
で、調べてみると
- キタサンブラック▷セントライトG2 1着
- ジュンツバサ▷セントライトG2 3着
- スティーグリッツ▷九十九里特 1000下 1着
- ミュゼエイリアン▷セントライトG2 2着
- リアファル▷神戸新聞杯 G2 1着
- リアルスティール▷神戸新聞杯 G2 2着
- ワンダーアツレッタ▷500万下 1着
ちなみにセントライト記念は2200m(中山)、神戸新聞杯は2400m(阪神)となっていて、菊花賞は3000m(京都)なので、セントライト記念に比べ+800mとかなり距離が増えるので、上記「2.神戸新聞杯組が好調」という成績に繋がっているのかもしれませんね。キタサンブラック…東京優駿2400mで14着と敗れているのが気になりますね。
4.過去3走での連対回数
過去10年の出走馬で、過去3走以内(芝)での連対数を調べると、
優勝馬10頭中10頭は2回以上連対
- 3回▷3-1-1-13
- 2回▷7-4-4-36
- 1回▷0-3-3-69
- 0回▷0-2-2-30
とはいえ、1回でも0回でも連対してくる可能性はある。
ちなみに調べてみると、
- アルバートドック(1回)
- キタサンブラック1回
- サトノラーゼン2回
- ジュンツバサ(2回)
- スティーグリッツ(3回)
- タンタアレグリア1回
- ブライトエンブレム1回
- ベルーフ1回
- マサハヤドリーム(1回)
- マッサビエル(2回)
- ミュゼエイリアン2回
- リアファル1回(1回)計2回
- リアルスティール2回
- レッドソロモン1回
- レントラー(2回)
- ワンダーアツレッタ(3回)
※カッコ内はOP以下のグレードでの連対数。
5.春のクラシックで好成績だと菊花賞も好成績
春のクラシックでの最高順位が1位、2位の馬は、3着内率が高い。
- 1着 ▷3-0-0-4
- 2着 ▷2-3-1-8
- 3着 ▷0-1-1-6
- 4、5着 ▷0-0-0-9
- 6〜9着 ▷0-1-2-14
- 10着以下▷0-1-0-21
- 上記計 ▷5-6-4-62
- 両レース不出走▷5-4-6-86
と書いてあったが、春のクラシックに出走していないといって、軽視できない成績となっている。5-4-6-86なので、要注意。ただ春のクラシックで不調で終えている場合、評価は下げてもよいかもしれない。
一応、調べてみると
キタサンブラック▷皐月賞 3着 東京優駿14着
サトノラーゼン▷東京優駿 2着
スピリッツミノル▷東京優駿18着
タガノエスプレッソ▷東京優駿18着 皐月賞13着
タンタアレグリア▷東京優駿7着
ブライトエンブレム▷皐月賞7着
ベルーフ▷皐月賞12着
ミュゼエイリアン▷東京優駿10着 皐月賞7着
となっています。
タンタアレグリアやブライトエンブレム、セントライト記念で2着に入ったミュゼエイリアンも3着以内に食い込んでくる可能性もありそうです。
6.まとめ
馬番、ジョッキー、調教などの情報を得てからにはなりますが、データ分析から解釈すると
- キタサンブラック
- サトノラーゼン
- リアファル
- リアルスティール
このあたりが軸となるでしょうか。
神戸新聞杯で2400を走っているリアファル、リアルスティールに対し、G1で好走しているセントライト記念組のキタサンブラック・サトノラーゼン。この2組がどう走るか注目です。
また3着、もしくは連対してくる可能性のある馬としては、
- ミュゼエイリアン
- ジュンツバサ
穴でレッドソロモンあたりを注目していきたいと思います。
サブちゃんオンステージが観られるかどうか!?
楽しみです。
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2冠馬不在の秋、菊花賞を占う注目は“不当に低い評価”の3番人気? – スポーツナビ
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