ごきげんよう
今週は、毎日王冠と京都大賞典が開催されるわけですが、来週末は3歳牝馬たちの戦い、「秋華賞」が開催されますね。ちょっと早いのですが、現時点での特別登録馬を参考に、注目馬を絞り込んでいきたいと思います。ちなみに今年はちょうど20回目の秋華賞となるそうです。
さて、今回もJRAのデータ分析を活用していきます。
まだ情報が足りない部分もあるので、随時更新してきたいと思います。ブックマークがオススメです。
Contents
☆秋華賞(京都・芝・2,000m) G1の予想
まずはこちらから!
0.昨年のプレイバック
ペイシャフェリス、リラヴァティが集団を引っ張り、縦長の展開。内ラチ沿いに中ほどを追走していたショウナンパンドラが、最後の直線から末脚伸ばし、ヌーヴォレコルトの追走を抑え、初のG1制覇となった。
1着 ショウナンパンドラ▷ 浜中俊 /1:57.0/34.3/ 3人
2着 ヌーヴォレコルト▷ 岩田康誠 /1:57.0 /34.0/1人
3着 タガノエトワール ▷小牧太 /1:57.2 /34.4/4人
1番人気のレッドリヴェール▷福永祐一は1:57.6で6着に沈んだ。
ちなみにショウナンパンドラはレースレコードとなっています。
コースレコードは2011年の1:56.8 アドマイヤコスモスとなっています。
歴代優勝馬
’14 ショウナンパンドラ▷(浜中俊/3番人気)
’13 メイショウマンボ ▷(武幸四郎/3番人気)
’12 ジェンティルドンナ▷(岩田康誠//1番人気)
’11 アヴェンチュラ▷(岩田康誠/2番人気)
’10 アパパネ▷(蛯名正義/1番人気)
1.特別レース登録馬 出走馬
- アスカビレン(池添謙一)▷ 夕月特別(1000万下)/1着 /4人
- アンドリエッテ(川田将雅)▷ チューリップ賞(G3)/2着 /7人
- アースライズ(川須栄彦)▷ フラワーC(G3)/2着 /12人
- キャットコイン(柴田善臣)▷ クイーンC(G3)/1着 /2人
- クインズミラーグロ(吉田豊)▷ 紫苑S(OP)/1着 /8人
- クイーンズリング(Mデムーロ)▷ フィリーズレビュー(G2)/1着 /1人
- ココロノアイ(横山典弘)▷ チューリップ賞(G3)/1着/ 5人・桜花賞(G1)/10着 /2人
- シングウィズジョイ(内田博幸)▷ フローラS(G2)/1着 /2人
- タッチングスピーチ(Cルメール)▷ ローズS(G2)/1着/ 7人
- ディアマイダーリン(福永祐一)▷ フローラS(G2)/2着 /1人
- ディープジュエリー(柴山雄一)▷ スイートピーS(OP)/1着 /1人
- テルメディカラカラ▷ 十勝岳特別(500万下)/1着 /5人
- トーセンビクトリー(武豊)▷ ロースS(G2)/3着 /1人
- ノットフォーマル(黛弘人)▷ フェアリー(G3)/1着 /11人
- ホワイトエレガンス(丸田恭介)▷ 紫苑S(OP)/2着 /5人
- マキシムドパリ(幸英明)▷ 甲武特別(500万下)/1着 /1人・フローラS/3着 /3人
- ミッキークイーン(浜中俊)▷ ローズS(G2)/2着 /1人・優駿牝馬(G1)/1着 /3人
- レッツゴードンキ(岩田康誠)▷ ローズS(G2)/4着 /3人・桜花賞(G1)/1着 /5人
- レッドカーラ▷ タイラントC(500万下)/1着 /2人
2.伏兵に要注意
過去10年の単勝オッズ別の成績によると、
- 2008年の大波乱(3連単が1,000万円超え)を除くと優勝馬は単勝3番人気以内。
- 2番人気が勝率、連対率、3着内率がトップ(50%・70%・80%)
- 2着には「6〜8番人気」が10頭中4頭。
- 単勝オッズ 10.0〜14.9倍でも3着内率33.3%。連対率26.7%。
- 単勝オッズ50倍以上の3着馬が過去10頭中2頭いる。
- 3着までを単勝4番人気以内の馬が独占したのは、過去10年で、2回だけ
伏兵に要注意せよってことですね。
3.ローズステークス組が優勢
なんか「ローズステークス組」っていうと、牝馬限定だけに宝塚歌劇団みたいですね…
過去10年の前走レース別に実績をみると、
- 3着内馬の計30頭中19頭(63%)がローズステークス組
- オークス直行組は06年カワカミプリンセスのみ
- 昨年は紫苑S直行のショウナンパンドラが勝ったが、昨年は紫苑Sは、新潟開催だった。
- 紫苑Sから直行の馬は、上記を除き01年の3着馬が最後
- オークス直行は1頭のみ優勝、その他11頭は4着以下。
今回の特別登録馬のローズS組の娘たちの結果はどうだったかというと、
- 1着 タッチングスピーチ(7人)
- 2着 ミッキークイーン(1人)
- 3着 トーセンビクトリー(2人)
- 4着 レッツゴードンキ(3人)
- 5着 クイーンズリング(5人)
- 6着 アンドリエッテ(4人)
- 7着 ディープジュエリー(6人)
- 9着 レッドカーラ(15人)
- 10着 テルメディカラカラ(13人)
- 14着 シングウィズジョイ(8人)
タッチングスピーチの末脚が印象的でしたね。1馬身半つけての勝利でした。ミッキークイーンも個人的にはちょっと後ろ過ぎたのかなと思ってます。
上位3頭の
- タッチングスピーチ
- ミッキークイーン
- トーセンビクトリー
次点でレッツゴードンキを注目ですね。
4.前走好走しているか?
- 過去10年の優勝馬10頭のうち7頭は、前走2着以内だった
- また2着馬の10頭はすべて前走3着以内
- 前走4着で優勝馬は2頭(アパパネ・メイショウマンボ)はオークス馬であり、前走のローズSで4着だった。
前走2着以内となると
- アスカビレン▷(夕月特 /1着)
- クインズミラーグロ▷(紫苑S /1着)
- タッチングスピーチ▷(ローズS/1着)
- ホワイトエレガンス▷(紫苑S/ 2着)
- マキシムドパリ▷(甲武特/1着)
- ミッキークイーン▷(ローズS /2着)
やっぱりローズSの2頭ですかね。
5.京都競馬場 芝2,000mの特徴
スタンド前直線半ばからスタート。1コーナーまでの直線距離は309m。1コーナーが近いので直線だけで並びが決まらず、2コーナー過ぎまで先行争いが持 ち越されがち。各馬が控えてスローになれば、コース形態上、当然、前が残るが、先行争いが激しくなると、一転して前崩れの波乱になる。秋華賞はこのケース になりやすい。
ゴール前直線が短く先行有利のように見えるが、コーナーでゴチャつくため先行馬は馬群で揉まれやすく数字以上に消耗しやすい。そのため向正面で楽ができる 差し馬が活躍するシーンも多く、向正面からマクる戦法も通用している。馬の脚質としては、長い脚よりも、一瞬の脚の有無が重要。
乗り難しいコース形態で波乱が起きやすい。他のコースに比べて騎手の腕も重要な要素であり、このコースを熟知しているリーディング上位騎手を狙いたい。
京都競馬場 芝2000m | 全競馬場コースデータ | 競馬ラボ
JRAからの情報も参考にすると
- 有利な枠順:内枠
- 有利な脚質:先行〜差し
- ポイント:器用さ、決め手
だそうです。
ちなみに京都芝2,000mは全馬未経験ですが、
ミッキークイーンは京都初です。
レッツゴードンキも京都初、
タッチングスピーチは新馬戦を京都で走っていて3着に入っています。
また芝2,000mのタイムで調べると、
- クインズミラーグロ▷ 2:00.2 /34.5/中山
- タッチングスピーチ ▷2:00.3/34.5 /札幌
- ホワイトエレガンス ▷2:00.3/35.0/中山
となっています。
6.リーディング上位ジョッキー
別エントリをご覧ください▽▼
7.秋華賞の予想まとめ
ローズSを好走した
- タッチングスピーチ
- ミッキークイーン
- トーセンビクトリー
- レッツゴードンキ
この4頭に加え、伏兵をどうするか?が課題ですね。
上記芝2,000mで結果を出している
クインズミラーグロ
ホワイトエレガンス
そしてデムーロ騎乗予定のクイーンズリング
う〜ん、伏兵悩みますね…
今後の情報で伏兵については、もう少し考えたいところです。
8.登録馬メンバーのニュースまとめ
- アスカビレン
- アンドリエッテ
- アースライズ
- キャットコイン
- クインズミラーグロ
- クイーンズリング
- ココロノアイ
【秋華賞】ココロノアイ 横山典のデットーリ・ジャンプ出るか ― スポニチ Sponichi Annex 競馬
- シングウィズジョイ
- タッチングスピーチ
- ディアマイダーリン
- ディープジュエリー
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- ノットフォーマル
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- レッツゴードンキ
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